其の三十 雑 記
…大きく 勘違い ( ̄▽ ̄)
やり始めたら 楽しくなってしまって
手持ちの再利用パーツやビーズ・モチーフでは足りなくなりました
激安・中古・まとめ売り&オークションからフリマ・通販サイトまで
捜索かけまくり…しんどかった (*_*;
着々と手元に…
昨日、届いたモチーフ…
出品者様が
「十数年前に海外をあちこち旅行した際にお土産として購入、
どの国で買ったかは、覚えていない…が、これは “ 象 ” だよ」
と教えて下さいました
象⁈ これ象なの⁈ そーか―( ̄▽ ̄)… 象ね! 象!!
これは…かなり 想像力逞しく膨らませないと…だね 強敵!!
てっきり アリクイ かと…
象 anteater-on-white-background.zip
アリクイ
いいです、気に入って購入したから (^^)
となるとこの子達の出身地は? 検索かけてみた…
有りました! 形も色も模様も同じ!!
スリランカ(旧・セイロン)紅茶の国ですね そのくらいしか知らない
はるばる スリランカから海を越え、時間を超えて…
今、私の家に感慨深い…
どの地域だろうと特徴は捉えて描かれるから
先史時代の壁画の方が何を描いてるか分かりやすい
こっちは 少なくとも木を切ったり削ったりできるくらいには
道具が発達してから作られようになった訳だよね
にしてはこの再現率の格差はすごくない?
描くのと形を摸するのではこんなに差が生まれるのかな?
無駄を省いた…という程度では無く、極限まで削ぎ落とした…
っていうくらいの象徴性に特化しているカンジ…
現代までその形が変わってない、残した?
象が対象ってことに意味が有るんだろうな、たぶん
アフリカゾウと違って
アジア象って意外と人の生活( 活動 )に関りが深いらしいし
力仕事してもらったり、王様の乗り物だったり
インドでは戦争にも使われてたのは有名だし
だから、象には色々な観念が後付けされてる
長生き=繁栄・生存 戦争=勇気・忠誠 家族単位で生活=幸せ
色や模様に意味が有るのかは分からない
意味があった時期も有ったかもしれないし
今も伝統的な模様が残ってるなら一部は可能性は有るけど
形骸化してるだけかもしれない
現代の色や模様は観光土産用の見栄えの可能性も有りかな
意味なんて無くて、祭りの時に象を煌びやかに飾ったり
色とりどりに彩色模様を描いた様を再現しているだけかもしれない
生き物をカタチを捉えて描く・造形するっていう行為には
元々、“ 呪い ・まじない”としての目的が根底には有ったから
対象から“ご利益”を得る 為に “ 願い” とか・“ 祈り ” が込められてる
形 代 = 代用、身代り、移し
最初は大抵、みんなで祈る対象で(礼拝する)
個人が肌身離さず持ち歩く→ お守りに(後に商売に発展する)
交通が発展すると土産物に
観光が普及すると→ 一部 土産物に工芸品っていう付加価値を
再認識させるようになる物も出てくる
… … 変なとこに想像力が働いてしまった
きりがなくなるから、止めよう… … ( 一一)
↑ 上の書き込みも、
深く突っ込まないで下さい <(_ _)>
ちなみに、其の二十七で紹介した この子達の故郷は タイでした
お土産(ペンダント)として売られていたそうです